高校を卒業して18年後のことである。
当時、となり町の印刷会社の
制作チームで働いていたときのこと。
自分と同じ年齢の営業さんがいた。
聞けば、私と同じ高校の出身だという。
だが、顔を見ても名前を聞いても
まったく覚えがない。
それは相手も同じ状況のようである。
押し入れの奥から卒業アルバムを引っ張り出し
順番にページをめくっていくと
3年2組のページに辿り着いた。
そこには18年前のその人が
笑顔でこちらを見ている。
なんと、私と同じクラスにいたのだ。
まったく認識していなかったので
当然仲が良かったわけではない。
会話すらしていなかったかもしれない。
それが18年後に再会をすることになり
そこで初めて認識することになる。
あれから、また転職をして更に7年。
山田くんは変わりなく
元気にやっているのだろうか。

コメント